これまでの経緯や、都の見解について確認いたしました。また、現場の教員の方にも状況をヒアリングいたしました。
●昨年の状況
➡︎ほぼ全ての学校で中止。※水泳授業参加に必要な耳鼻科検診もできなかったこともあり。
●今年の状況
➡︎4月9日に文科省・スポーツ庁より方針が示され、4月19日に都教育庁から各区市町村の教育委員会へ通知
➡︎その上で、最終的には区市町村や学校によって最終的に判断し、対応されています。
➡︎保護者への理解・同意が前提。実施にあたり、参加同意書を頂くよう区市町村には要請
↓資料です(かなり分厚いので表紙のみ)
●水泳授業による感染リスク(都の見解)
➡︎水中や水際自体での感染については、それ自体が感染を招く可能性は少ない
➡︎ただし、多くの学校で水泳は合同授業のため、前後の着脱時・授業中とも密になりやすい。ここは改善が必要。
➡︎水泳の授業参加については、本人・保護者の方の理解・同意が前提
●今年の対応(区市町村や学校によって異なる)
・プール授業の一回あたりの参加人数を減らす(これまで:学年合同や、2学年合同 今年:クラス単位など)
・そのため、水泳の授業時間数自体は例年よりも回数は減る。1、2回になるかも・・・とのこと。
・希望により欠席の場合も、児童生徒の不利益にならないようにする(出欠や評価)
・緊急事態宣言中や蔓延防止措置期間中は水泳授業は回避するとした方針の学校もある。
・1学期中の授業は行うが、夏休みの夏期水泳は中止とするなどの学校もある。
●課題
➡︎欠席扱いにしないため、代替となるものを用意となっているとのことですが、現場では具体的にどうしたら良いのか全く検討がつかないとのこと。
➡︎プールサイドの見学するなども想定するが、熱中症のリスクもある。
など、現場ではもう少し検討が必要なようです。