今週から企業や大学などでの職域接種が本格的にスタートしました。こちらの会場で使用されるワクチンは、モデルナ製。先月の自治体の集団接種の際にはあまりなかったのですが、最近では「ファイザーとモデルナ、ぶっちゃけどちらがおすすめなの??」という質問が増えてきました。

そこで、厚生労働省のHPより整理しました。

また、接種会場によって使用するワクチンも異なります。

ファイザー製は今年2月に先行して承認され、医療関係者向けの先行接種や、4月に始まった65歳以上の高齢者を対象とした各自治体での接種に使われています。モデルナ製は5月に英アストラゼネカ製とともに承認され、自衛隊が東京都と大阪府で運営する大規模接種センターや各都道府県などが設けた接種センターなどで使用されています。また、冒頭に書きましたが今週から企業や大学などでの職域接種が本格的にスタートこちらの会場で使用されるワクチンは、モデルナ製です。

聞きたいことといえば、

「どちらが効果があるの??」

ということ。この問いについての厚労省の見解は、

「いずれも、同程度の高い発症予防効果が確認されています」とのことでした。

 

もう一つ確認したいことは、

「どちらのワクチンが安全なの??」

ということですよね・・・。厚労省の見解は、

「いずれも、安全性を確認した上で承認され、世界各国で接種されています。接種後の軽い副反応については、症状ごとの頻度等に多少の違いがみられます。」とのことです。

 

ごくたまに、「両方を接種したら効果的なのか??」というご質問もありますが、

通常、同じワクチンを2回接種することになります。

ファイザー社のワクチンの詳細はこちら、武田/モデルナ社のワクチンの詳細はこちらをご覧ください。

 

今後、子供たちの接種や妊娠中の方の接種など様々な方にとって、「どちらの選択が良いのか・・・」ということについても、レポートできればと思います。

 

なお、ワクチン接種は任意です。また、体質などにより接種が難しい方も大勢いらっしゃいます。社会全体としてはワクチン接種がある程度広がることは必要ですが、接種の有無が差別にならないような理解・啓発も必要です。引き続き、情報提供に努めてまいります。