私のもとに毎日連絡をいただくのが、この「飲食店の時短協力金」の支給についての問い合わせです。今年に入ってからだけでも4回目の申請となっており、もはや申請者の方もいつの申請についてだか把握もしきれていないケースもあります。

まずは、5月7日時点でのそれぞれの申請状況・支給状況についてですが、以下の通りです。

●2/8~3/7実施分(申請受付期間:3/26~4/26)

・申請件数 72,909件(102,426店舗)※1事業者で複数店舗の方もいるため

・支給件数 32,274件(38,496店舗)

・支給金額 約647億円

※今週(5/10~15)入金予定のものを含めるとおよそ7万5千店舗申請店舗の73%となります。

<過去分の協力金の処理状況>

●11/28~12/17実施分(申請受付期間:12/18~1/25)

・申請件数 56,662件 ※中には対象外の申請も含まれているとのこと

・支給件数 55,523件(支給決定ベース)

・支給金額 約222億円

●12/18~1/7実施分(申請受付期間:1/26~2/26)

・申請件数 59,437件

・支給件数 55,583件(支給決定ベース)

・支給金額 約467億円

●1/8~2/7実施分(申請受付期間:2/22~3/25)

・申請件数 74,980件(105,476店舗)※1事業者で複数店舗の方もいるため

・支給件数 65,533件(90,025店舗)

・支給金額 約1,586億円

※入金手続き中のものを含めると約93,000件(約88%)

 

支給までには申請から約1ヶ月で7割ほどは支給になるようですが、書類不備や不足の際にはその連絡と確認、申請などで倍以上の時間を要するケースが多発しており改善を続けております。コールセンターの時間延長や連絡時間の調整(原則20時閉店のため、その直後など)しているようですが、まだまだ工夫の余地はありそうです。

協力するのが馬鹿らしい、ルールを守る方が損。と言った風潮にならないよう、公正な運用に務めるとともに、スピーディな支給とミスしにくいフローなど引き続き声をカタチに出来るよう取り組んでまいります。