世田谷区の目黒通りを延伸し、川崎市に至る道路のうち、多摩川を横断する等々力大橋(仮称)の本体工事が進んでいます。

目黒通りを延伸し、多摩川に橋を架け、川崎市側も道路を新設。この道路のほかに、多摩堤通りや多摩沿線道路、府中街道なども一部改良します。

目黒通りから神奈川方面に直進するだけではなく、多摩堤通りから右折して橋を渡り神奈川方面に行くこともできるようになります。

放射第3号線は港区芝白金台町一丁目から世田谷区玉堤二丁目神奈川県界に至る延長約10kmの都市計画道路です。このうち、等々力不動前交差点から多摩堤通りに至る延長約775mで事業を行っています。ちなみに橋の長さは約390m

事業認可は1990年6月28日なんですね。当時中学1年生だった私が43歳・・・。事業期間は平成27年度~令和7年度です。丁度折り返しを過ぎたあたりです。

▶︎事業の投資効果

現在価値化総便益額 304.9億円
走行時間短縮便益 270.0億円
走行経費減少便益 33.6億円
交通事故減少便益 1.3億円
現在価値化総費用額 128.1億円
工事費 97.1億円
用地費 28.2億円
維持管理費 2.8億円

※費用便益分析マニュアル(国土交通省 平成30年2月)に基づき分析

【費用便益比(B/C)の算定】
B/C = 2.4

といった定量的なものもありますが、

●渋滞解消➡︎確かに、多摩堤や目黒通り、半端ない・・・

●災害時の避難路や緊急車両走行の円滑化

●迂回交通の減少➡︎交通事故の減少へ

などなど、定性的にもあげられます。

 

▶︎ここが大事

地元のおぎのけんじ区議とは

等々力大橋の整備も大事だけど、

多摩堤通りの安全性確保も同時進行で考えなくては・・・ということです。

通行量も多くバスも通る道なのに歩道の確保が不十分なまま。

国交省にも声を届けていきたいと思います。

 

*添付の写真は、以前現地確認したものです。