昨日、世田谷区の掲示板でこんなチラシを発見しました。
今、コロナ対応の最前線を務めている世田谷保健所はこちらのような事業にも対応してくれているんだ、、、と改めて世田谷保健所に感謝と、その業務範囲の広さに驚きました。
さて、タイトルの通り【1年で最もたくさんの人間を殺す動物は…蚊】なんですよね。最近何かと話題のビルゲイツさんの財団が数年前に発表したデータがこちらです。⬇︎
https://www.huffingtonpost.jp/2017/11/11/don_a_23273992/
2位が人、というのも悲しい所ですが、蚊による感染で人命がこんなにも失う事がすでに示唆されています。この一年で考えると恐ろしい数になります・・・。
先人の皆様のお陰で、日本社会は世界的にも清潔で衛生レベルが高いとされています。こうした環境が、コロナ感染でも世界比較をすると低く抑えられているとも言われています。
一方で、幸いにも公衆衛生上の全国的な課題や長期に渡る課題などがないままきた我が国では保健所機能は昭和期に較べるとだいぶコンパクトになったと言われています。
コロナ以後も、様々なウイルスが人間社会を襲うのは自然の摂理とも言われており、改めて保健所体制の見直しを検討しなくてはなりません。
世田谷区には保健所が一つありますが、多摩地域には複数の自治体で一つの保健所が管轄しています。平時は問題なく運用出来てきたようですが、今回の急激な拡大には対応が困難だったとの声も届いています。
「適正規模、業務量に応じた柔軟で機動的な体制への見直し」をすでに都議会の厚生委員会でも取り上げて参りましたが、新たな組織を作ることは容易ではありません。今回のコロナの教訓を生かしながら、議論を深めたい思います。