政府が大手町に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、今日17日から18歳から64歳の人への接種が始まりました。
⬆︎昨日は各社で報道がありました。
接種を受けるには接種券が必要ですが、まだ64歳以下全員への発送が完了していない自治体も少なくないのが現状です。
都庁では、「うちの区は●日からスタートする」「うちの市はまだだ〜」など情報共有をしながら、少しでもスピードアップできないかそれぞれの区市町村に提案してきました。都内でも区市町村によって方法が異なり、対応スピードには相当な差が生じています。
現在、東京23区のうち21の区で対象全員への発送が終わっていませんが、自治体によっては、対象者の求めに応じて個別に接種券を発行する対応をとるということです。良い取り組みはどんどん取り入れていただければありがたいです。
●16日までに発送済み
墨田区 中野区
●一部発送済み
中央区 新宿区 江東区 世田谷区 豊島区 板橋区 葛飾区
●今後発送する
千代田区 港区 文京区 台東区 品川区 目黒区 大田区 渋谷区 杉並区 北区 荒川区 練馬区 足立区 江戸川区
※新宿区、台東区、品川区、北区、荒川区、板橋区、練馬区では、大規模接種センターで接種を受けたいなどの理由で、早めに接種券が欲しい場合は、本人確認をするなどした上で、個別に接種券を早めに発行する対応をとる
※足立区は接種券の発送を前倒して発送できないか、検討を始めた
以前のブログでもお知らせしておりますが、世田谷区では今後以下のスケジュールで徐々に年齢の若い方へも接種券を送付していきます。
世田谷区 | ▼6月15日から発送開始 ・60~64歳 ・申請のあった基礎疾患のある16~64歳 ・高齢者施設の職員 ▼6月30日から順次発送予定 ・50~59歳 ▼7月5日の週から順次発送予定 ・40~49歳 ▼7月12日の週から順次発送予定 ・30~39歳 ▼7月20日の週から順次発送予定 ・16~29歳 ※12歳から15歳への発送日は未定。 |
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そもそも、「接種券ではなくデジタルでできないのか?」と言ったご意見もいただております。つい1週間くらい前に「大規模接種センターがガラ空きらしい」との報道があったかと思えば、このような対応ですでに摂取が始まっています。
たくさんの課題も反省もありますが、今までにない行政の対応力・スピード感を感じています。世田谷区も高齢者の7月末接種で加速を止めず、次に希望する必要な人たちへスピーディに接種ができる様取り組んでまいります。
そして、あくまでもワクチン接種は任意でありますから、様々な情報提供を通じて検討材料・判断材料を提供できるようにがんばります。