「世田谷区は遅すぎるよ〜」「世田谷区は早くてよかった〜」区民の方からは、どちらの声も伺います。属性(ご高齢の方か、若くまだ接種券が届いていない方か)などにもより、感じ方も違うのかもしれません。

実際の状況はどうなのか、シートにしてみました。世田谷区のHPで公表されている数字です。

⬆︎市川市さんのシートが可愛くて、見やすかったので真似てみました。。。

世田谷区は当初、「高齢者の接種完了は8月末まではかかる」としてきましたが、国の大規模接種会場ができたり、区の運営方法の改善努力で7月末完了に目標が繰り上がる見通しも経ちました。(もちろん、現場の医療従事者の方のご尽力無くしてなし得ません)

 

こちらが、現在の日本国内の接種人数です。

1回目:2003万1055人 2回目:762万5332人

65歳以上の高齢者 接種割合は、

1回目:39.32% 2回目:9.27%

(2021年6月16日時点・内閣官房IT総合戦略室の情報をもとに作成)

 

世田谷区は、全国や、都内各自治体と比べるとトップランナーとは言えないまでもまずまず順調に推移しています。

*世田谷区ではすでに60~64歳、基礎疾患を有する方などにも接種券を送付しており、その方の数も母数に含まれています。

 

海外の事例では社会全体の6割くらいが接種すると感染がかなり抑えられているなどの報道もありますので、引き続き高齢者に限らず優先接種や、若い方の希望者がスムーズに接種できるように取り組みを改善してまいります。

なお、ワクチン接種は任意です。また、体質などにより摂取が難しい方も大勢いらっしゃいます。社会全体としてはワクチン摂取がある程度広がることは必要ですが、接種の有無が差別にならないような理解・啓発も必要ですね。