接種をされた方が増えてきました。反応はまちまちですが、「接種自体は痛くない」は共通してますね。ただ、副反応の強さは様々な方の声を拾うと個人差がありそうです。
私の個人的なヒアリングでは参考になりませんので、順天堂大学病院の伊藤澄信教授の観察研究によるエビデンスをご紹介致します。
ワクチン(ファイザー製)の一回目と二回目の接種後の症状に以下のように違いがあります。*ご参考まで。(一回目→二回目)
「37.5℃以上の発熱」3.3%→35.6%
「接種部位反応」92.9%→93.0%
「倦怠感」23.2%→67.3%
「頭痛」21.2%→49.0%。
なお、ワクチン接種された方で「もうこれで感染しなくなった」とお考えの方が多いのですが、違います!あくまでも「重症化を予防する」ための接種です。もちろん「感染リスクもかなり低減する」のは事実のようですが、「もう感染しない」という訳ではありませんので、気をつけるべき行動は引き続き必要となります。
なお、ワクチン接種は任意です。また、体質などにより接種が難しい方も大勢いらっしゃいます。社会全体としてはワクチン接種がある程度広がることは必要ですが、接種の有無が差別にならないような理解・啓発も必要だと感じています。