5/17 17時時点で、世田谷区の予約受付は13万人と区のHPで好評がありました。気になるのは実数もさることながら、区の対象者(現在は65歳以上)のうちどのくらいの方が予約を完了できたのか、ということ。
こちらも世田谷区のHP【世田谷区の高齢者人口】から拾うと↓
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/001/003/003/d00149150.html
2021年4月時点の世田谷区65歳以上人口は185,753人。となると、13万人の予約は・・・・69.98%ということですね。
ネットなどでは様々な意識調査結果が発表されています。それぞれ聞き方や対象も異なるようですが、「様子を見て接種をしたい」や「接種しない」「わからない」などの回答も3割〜4割近くありますね。概ね高齢者の方ほど「早く接種したい」方の比率が高く、若い方ほど「接種しない」方の比率が高い傾向にあるようです。
と考えると、世田谷区約7割の予約状況は一定程度まで到達したともいえそうです。16日→17日の1日で予約者が1,000名の増ということから見てもピーク時は1日あたり1万人くらいいた訳ですから、少し落ち着いた状況と言えそうです。
が・・・。ここからもう一山ありそうです。有難いことであり、私も推進しておりますが「予約枠の拡充」「自衛隊による大型接種センター@大手町」など新たな接種機会の増設です。
これにより、一度予約完了した方が予定の前倒しや接種会場の変更などにより、予約とキャンセルがまた相次ぐ事になります。
昨日は世田谷の区議団とこうしたテーマでも意見交換を行いました。すぐに間に合わないまでも、今後も逐次予約枠の拡充には取り組むのでしょうから、なんとか同じシステム内で情報の相互交換を行い、重複予約や無断キャンセルなどのワクチンの無駄になりかねないリスクを解消するように動いて頂きたいと思います。
予約取り消しについてはコチラをご覧ください。
そういえば、新たに東京都にできたデジタルサービス局はこうした区市町村のDX化の支援もミッションなのでぜひ活用して頂きたいと思います。