昨日、築地跡地を活用した都独自のワクチン接種会場についての方針が報道されました。
5月10日のブログにて、【コロナ】東京都でも都主体の大規模接種センター設置すべきでは?の記事を書かせていただきましたが、都もようやく加速体制に入りつつあります。
https://go2senkyo.com/seijika/30953/posts/239037
区市町村のオペレーションに影響をさせないために、対象者や接種者の重複を避けることや、接種するワクチンもファイザー社ではなくモデルナ社製を使用するなど、当初の懸念は一応クリアしそうです。
対象者については現在、警察や消防があげられていますが、高齢福祉施設従業員や教員、災害時に関連する薬剤師、歯科医師、柔道整復師などの職種など、有事も踏まえた社会活動への影響を鑑みながら決定を頂きたいと思いますし、そのための提案をスタートしております。
自衛隊の協力により、大手町で接種会場が設けられたことで、世田谷区民の方も一定数こちらでの接種に移動されました。そのことにより、5、6月にも接種の空き枠が生まれ、夏場になっていた方も前倒して接種ができるようになりつつあります。
今回は高齢者の方とは違い、直接予約枠の確保に繋がるわけではありませんが、世田谷区・世田谷区民にとっては日常の安心安全はもとより、夏場の風水害時などの際への影響を考慮すれば、こうした有事への安心のためにも効果が期待されます。
昨年は警察署内でのクラスターが発生し、都内での署員を融通しあうなどの対応も見られましたが、こうしたことは極力避けていかねばなりません。
▶︎次なる提案
都内には大学が多数存在しています。現在、多くの大学ではオンライン授業に切り替わっています。また、7月の試験期間が終われば9月後半までは夏季休暇です。大学施設を有効に活用していくことも視野に入れてはいかがでしょうか。
大学はバリアフリー化も進んでいる場合も多く、この点でも期待が持てます。協力大学には職員や学生にも優先接種などの配慮があっても良いのかもしれません。我が世田谷区にもたくさんの大学がありますし。
とにかく、社会全体で一定の公平性は考慮しながらも効率性・実効性にやや傾斜しながら、感染拡大を防ぐための環境へのゴールを目指して、これからもあらゆる施策の検討・提言を続けてまいります。